【人柱】Scosche心拍計3台
震災後に自転車通勤を始めたあと,体感的にも心拍数がすぐに上がってしまうのを感じ,心拍数を管理しながら走りたいと考えたのがそもそもの始まり.
心拍が上がり過ぎると死ぬんぢゃないかという不安(体感的にも180以上の心拍がある時がよくあった)と,逆に適切な140台くらいの心拍数で走れば健康管理に役立つと思ったのです.
最初はポラールのチェストバンド式を使っていたのですが,
- チェストバンドは装着が面倒.しかもセンサー部を軽く濡らさなくてはいけない.
- データは一旦ポラールの腕時計に蓄積し,それを専用のドック(7000円もする)経由でパソコン・ネットと同期する
- 心拍数の時系列変化は記録できない.各心拍数ゾーンにいた時間しか記録できない.
- 電源はボタン電池で替えるのが面倒.
- 当時使っていたモバイルルータとの干渉がひどい
などの問題でいつの間にか使わなくなっていました.
POLAR(ポラール) ハートレートモニター RS300X ブラック [心拍センサー付き] 【日本正規品】 90052055
- 出版社/メーカー: POLAR(ポラール)
- メディア: スポーツ用品
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これに対しScoscheは腕に巻くだけ,しかもデータはリアルタイムでスマホに送られ,時系列変化も記録することが出来る.GPSでスピードも記録できる.価格はだいたい7000〜8000円台くらいでポラールよりはるかに安い.
てな事で飛びつき,銀座アップルストアで購入.
腕で計測する心拍計は他にMIOなどがありますね.
【日本正規代理店品・保証付】MIO Alpha 2 脈拍計付き腕時計 (Bluetooth SMART/Bluetooth 4.0対応) ブラック MIO-BT-000005
- 出版社/メーカー: MIO
- 発売日: 2015/03/25
- メディア: エレクトロニクス
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どのような原理か?
これは今話題のApple Watchと同じく,LEDの緑色光を皮膚に当て,毛細血管の脈動を計測するものです.
逆に赤い光を使うのが酸素飽和度計.だから,赤色光を使えば酸素飽和度も測れるぢゃん……と思うのですが,技術的な困難があるのでしょう.
それに運動中の酸素飽和度は98〜100%なのが普通なので,計測する意味はあまり無いとも言えます.
1代目:Scosche MyTrek
既に日本国内でも後述のRHYTHMが流通しているのでほとんど在庫はないと思います.
1年半ほど使用していましたが,センサーがベルト部にあるので,本体とセンサーを接続するケーブルが切れてしまいました.汗による劣化も影響しているようです.
電源を入れてから,体感的な心拍に近い数字を出すまでに数十秒〜数分かかってしまう(それまではダブルカウントしたりハーフカウントしたりでありえない数字を出す)という欠点がありましたが,結局使っていました.(意味ねー)
ダブルカウントするというのはポラールでもたまに見られる現象でしたし.
2代目:Scosche RHYTHM
SCOSCHE RHYTHM アームバンド型脈拍計/パルスモニター SCO-RHYTHM
- 出版社/メーカー: Scosche Industries
- 発売日: 2012/10/18
- メディア: 付属品
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上記のように壊れたのでアマゾンで購入.
電源を入れてから正確な計測になるまでの時間は,初代に比べるとだいぶ改善したが,
装着感はMyTrekより改善.ベルトの長さ調整の自由度が大きく,また内側にPVCの滑り止めが配されていてズレにくい.
欠点は充電器.嵌めたり外したりが硬くてやりにくかった.そのうち,はめる時に横ズレ応力が加わったのか,電極のピンが折れて全く充電できなくなった.使用期間は8ヶ月位.
輸入元のHPを見ても修理窓口が全く書いていなかったけれど,説明書及び本国のHPには「直接本社に送れ」と書いてある.「ええ〜国際郵便って高いんぢゃないの?」「ホントに送りつけていいんだろうか」と思ったものの,実は小形包装物で送れば数百円と知る.Amazonから同梱されていた購入証明書も同封.
小形包装物という国際発送手段の存在を初めて知りました.
3代目:Scosche RHYTHM+
Scosche RHYTHM plus Heart Rate Monitor Armband by Scosche [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: Scosche
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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入手した経緯
カリフォルニアのScosche本社から代替機として送られてきました.日本ではまだ正規輸入はされておらず,代理店のRHYTHM無印の在庫が捌けたら発売開始になるようです.
そういうわけでScoshe社の修理対応は◎です.
3代目になって,計測の数字が安定するまでの時間は更に短くなった.ほんの数秒.
本体が巨大だった2台めに比べ,大幅な小型軽量化も施されている.
欠点はまず装着感.ベルトはすぐにくたびれてしまいそうな素材で,怖くてしっかり装着できない.そうするとすぐにズレる.PVCの滑り止めを復活して欲しい.固定の面ファスナーも小さくて固定力が弱い.
充電器も,今度は軽い力で装着出来るのは良いが,ちゃんと充電されていない事が頻発.
インジケーターランプがとても小さく,しかも1個に減らされたので視認性がかなり悪い.
スマホの音楽再生をコントロールする機能も廃止されたか?
健康管理に役立ったか?
使いはじめると案の定,運動し始めてから心拍が上がるのがあまりにも早い(心肺機能が低い)事を痛感.
とりあえず出勤時は,寝起きの気付けに飲んでいたカフェインのサプリをやめました(最初にそれが原因だと気づけよJK).
それでも心拍数は大体160前後.寝起きの脱水状態が影響しているのか.
果たして正確か?
これは比較対象がないので分かりません.ただ,酸素飽和度計もウチにあるのでいつの日かこれを使用して比較したいと思います.代を重ねるごとに正確になってきている印象はあります.
ただ,次に買うとしたらついついApple Watchにしてしまうだろうな.Scosche社には先駆者として頑張ってもらいたいところだけれど.